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足のむずむず症候群と勘違いする病気

 

足のむずむず症候群

足のむずむず症候群には勘違いされやすい病気が存在しています。一応この病には国際的に診断基準が決められていますから、ある程度の判断基準として参考にできます。しかし世の中にはむずむず症候群に限らず、似たような病気がたくさん存在しています。

 

そのため、その判断基準通りに判断をしていけばむずむず脚症候群であると判明するとは限りません。時に医者や患者がむずむず脚症候群と勘違いする病には、症状が似ていて大変紛らわしいものが存在しています。

 

むずむず脚症候群の症状

 

むずむず脚症候群は足がムズムズしたり虫が這うような感じがしたり、足が内側がら火照る感じがするという症状を引き起こします。座っている時や寝ている時に症状が出やすく、足を動かさずにはいられないような異常な感覚が続きます。

 

しかし足を動かすとその症状は和らぎます。夜間に症状が出る事が多いので、睡眠の妨げになって翌日に響く事もしばしばです。上記のような症状に当てはまる場合にむずむず脚症候群と診断されます。むずむず脚症候群は遺伝的な要因も大きく、家族にこの症状を持っている人がいた場合、その子孫にも発症リスクが高まるとされています。

 

判断に迷った場合でも、治療薬を試したら効果があったり、眠っている時に足が周期的に動くといった症状があるとむずむず脚症候群と診断される事があります。しかしむずむず脚症候群と他の病気などの症状で診断に困るケースは多々あるそうです。

 

足のむずむず症候群の診断は難しい

 

足のむずむず症候群の診断は難しい

むずむず脚症候群は患者の自覚症状の説明をもとにして診断を行っていくため、どうしてもそこに誤差が生じます。血液検査やレントゲンなどで一発でわかる病気とは違い、本当にむずむず脚症候群だわかり決定打となる検査が存在しないのです。

 

そのため、むずむず脚症候群と診断する前には他のいくつかの病気の可能性も視野に入れながら診察をしていく事になります。足のむずむず症候群と勘違いする病気として、アカシジア・うつ病などの感情障害・腰椎疾患・痛む脚と動く足趾症候群などが挙げられます。

 

脚の不快感

 

この他にもこむら返りや体位が原因の脚の不快感なども挙げられます。こむら返りの場合は筋肉がつって悶えるほど脚が痛くなります。筋肉を引き延ばす運動を本能的に行ってこむら返りの状態を通常の状態に戻そうとしますから、この場合は歩き回っても楽になる事はありませんので、むずむず脚症候群では見られない症状となります。

 

体位による脚の不快感は、寝ている事で不自然に関節が曲がってしまっていたり、神経の圧迫・血流の阻害などが起こった結果、しびれや痛みが出る事があります。この場合も頻繁に何回も体を動かしたくなることは無いのでむずむず脚症候群の症状とは違います。

 

アカシジアという病気

アカシジアという病気

 

アカシジアという病気は目的があるわけでもないのにじっとしていられず、体を動かしたり歩き回ったりしてしまうといった静座不能症状が現れます。統合失調症の治療薬・抗うつ薬・躁病の薬などの副作用として引き起こされてしまう症状です。

 

むずむず脚症候群が夜間に集中して症状が現れる事に対し、こちらは一日中同じように症状が現れますし、脚だけではなく動きをする場所も違います。思い当たるような薬を飲んでいる場合には医師にその事も話した上で診察をしてもらいましょう。

 

うつ病などの感情障害

 

うつ病などの感情障害の場合も脚に重苦しい不快感やしびれを感じる事があります。精神的な病のため、時に焦燥感や不安感などで落ち着かなくなる事もあります。むずむず脚症候群と違って、日中の特に午前中にひどく症状が現れる事が多いです。更に足を動かしても楽になりません。

 

むずむず脚症候群と全く関係ないように見えますが、むずむず脚症候群の不快な症状のせいで不眠になると、その後にうつ病が合併症として出てくる事があるので要注意です。腰椎疾患でも足に不快感などが生じる場合があります。

 

神経に障害

 

神経に障害

腰椎椎間板ヘルニアや、腰部脊柱管狭窄症等で神経に障害が発生すると、むずむず脚症候群のような症状に悩まされる事もあります。この際に整形外科で相談をする人もいますが、むずむず脚症候群は整形外科とは畑が違うので、この病気に対して詳しくない医者も多いです。

 

この症状が出たら行きつけの整形外科の他にも、神経内科や睡眠障害の専門医・精神科の医師の診察を受けてみましょう。納得のいく結果が出なかったらいくつか医者をハシゴしてみる事をおすすめします。痛む脚と動く足趾症候群は珍しい病気なので、これを扱った事の無い医師も多く、時に誤診されやすい病気です。

 

脚部に痛みが生じる他、足の指に不規則な不随意運動が生じます。この際に現れる痛みや異常な感覚に関しては、運動や安静などで変化が見られる事がありませんし、寝ている間は不随意運動が起きません。

 

最後に

最後に

 

このように、むずむず脚症候群と勘違いする病はいくつか存在しているため、一つの病院で診断を受けて治療をしていても一向に症状が収まらない場合があります。

 

それに対して医師も患者も気付かずに治療を続けている可能性もありますので、
思うような結果が出ない場合には別の病院でも診察してもらう事が大事です。