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足のむずむずで眠れない

 

足のむずむずで眠れない

足のむずむずで眠れない症状を引き起こしてしまうむずむず脚症候群ですが、日本全国でも130万人以上、下手をすれば200万〜400万人程度はこの病気に悩まされていると言われています。

 

少し前までは知名度が低い病気だったため、自分が何の病気なのかわからないまま苦しんでいた人達も多かったのですが、最近になってメディアに取り上げられた結果、知名度が上がりつつあります。

 

むずむず脚症候群を診察してもらうには

 

むずむず脚症候群についてまだまだ知名度が少なかった時代は、足がむずむずする症状が出た際に、何科に受診すれば良いのかもわからないという人達も存在していました。畑の違う科で受診し、根本的な解決に至らないで症状に苦しみ続けるという事もあったと言われています。

 

むずむず脚症候群はそれなりに特徴があるので、その症状の事を良く知っている医者ならばこの病気であると判断する事が出来ます。むずむず脚症候群はレストレスレッグス症候群とも呼ばれていますが、この病気を診察してもらう場合の管轄の科は睡眠障害専門の病院・神経内科・精神科となります。

 

時々腰椎のヘルニアなどがきっかけで足のむずむずが発生してしまう事があり、かかりつけの整形外科に相談する人がいますが、整形外科ではこの病気について詳しくない場合もありますので、症状がいつまでも出て困る場合には神経内科や大きな病院で診てもらうのが良いでしょう。

 

むずむず脚症候群の症状

 

むずむず脚症候群の症状

むずむず脚症候群は足がむずむずして日常生活、特に睡眠に関して大きな影響を及ぼしてしまう病気です。ふくらはぎを中心に脚・腕・顔など、体の内部に不快な違和感が生じます。

 

その感覚は個人差もあり、虫が這っているように感じる人もいれば、チクチクしたりもやもやしたりすると感じる人もいます。

 

その際にむずむずすると表現する人も多い事からむずむず脚症候群と名付けられていますが、微妙に緊張感の無い病名の割に日常生活において困らされる事が非常に多いです。むずむず脚症候群の症状が比較的軽いうちは足のどこかがむずむずするという位で済みますが、重度になると広範囲に不快感を感じるようになったり、ほてりや刺すような痛みを感じる人もいます。

 

症状を軽減するには

 

症状の出方次第では、自分ではどうにも制御出来ない不快な感覚に悩まされて大変な苦痛を感じる事もあります。そんなむずむず脚症候群ですが、この病の特徴として、症状が出た際に足を動かしたりマッサージしたりすると多少症状が軽減するというものがあります。

 

火照りを感じる人は足を冷やそうとしたくなる事もあります。寝ている間もむずむず脚症候群の症状が出てくるため、本人に意識が無くても睡眠中無意識に脚を動かしている事があります。もちろんそんな状態ですから睡眠の質も著しく低下し、翌日朝目覚めた瞬間から疲れを感じる事もあります。

 

むずむず脚症候群の症状が出るタイミング

 

むずむず脚症候群の症状が出るタイミング

むずむず脚症候群の症状が現れるのは夕方から夜にかけてからが大半ですが、悪化していくうちに日中から症状に苦しめられる事もあります。

 

じっとしていると足のむずむずが出てくる事が多いので、ソファでくつろいでいたり横になっていると比較的すぐに症状が出始めます。

 

夜眠るときは特にひどく症状が出始めるため、足を動かさずにはいられないほどの違和感が生じて中々寝付けなくなってしまいます。

 

むずむず脚症候群の原因

 

むずむず脚症候群の原因

むずむず脚症候群になってしまう原因は解明されていませんが、脳内のドーパミンに関する機能に異常がある事で引き起こされるという仮説や、遺伝的な要因が関係あるという仮説などが立てられています。

 

むずむず脚症候群の薬物治療では、ドーパミンの量を増やしたり伝達機能を正常化に導くための薬が使われていますが、これは患者たちに対して一定の効果が出ていますので、この仮説は正しいか限りなく正解に近いと言えるのかもしれません。

 

ドーパミン

 

ドーパミンは脳内で刺激に関する情報などをやり取りしている神経伝達物質です。このドーパミンの量や伝達に異常が起こってしまうと、間違った情報が脳へと伝わってしまいます。その結果がむずむず脚症候群となって脚などに現れてしまうとされています。それではドーパミンの量が少なくなってしまうなどの異常が現れる原因は何なのでしょうか?

 

鉄分

 

実はドーパミンを作り出す為に必須の栄養素は鉄分なのです。この鉄分が慢性的に不足してしまえば、ドーパミンを作り出す事が出来なくなってしまいます。女性は男性よりも鉄分不足に陥りやすい体をしています。女性には月経がありますので、男性に比べるとむずむず脚症候群になりやすいという統計が出ています。

 

むずむず脚症候群は睡眠障害の一種

 

むずむず脚症候群は睡眠障害の一種

むずむず脚症候群は睡眠障害の一種なので睡眠を阻害されてしまったり、質の良い睡眠がとれなくなってしまう事が非常に多いです。

 

足がむずむずして不快なので足を動かし、少し症状が和らいで何とか眠りについたとしても途中でまた目が覚めてしまう事があり、熟睡できない日々が続いてしまいます。

 

健康被害

 

むずむず脚症候群の厄介な所は、この症状で直接命に関わる事は少ない代わりに、この病に伴う睡眠障害のせいで不眠症・うつ病・自律神経失調症などを引き起こす事です。更に睡眠不足による疲れなどが慢性的に続けば、その他にも健康被害が出てこないとも限りません。

 

むずむず脚症候群の治療は何科?

 

むずむず脚症候群の治療は何科?

夜眠れない辛さから病院に行ったとしても、まだまだ認知度が低い病気のため誤診されてしまう事も珍しくありませんし、薬物治療を行う場合も正しく薬を処方してもらえない場合があります。説明の仕方によっては単なる不眠症と判断され、睡眠薬などが処方されてしまう事もあります。

 

むずむず脚症候群という病気に関しての調査自体1997年に始まったほどですから、まだまだ歴史が浅い上に、この病について詳しくない医師も存在するハズです。しかしむずむず脚症候群の治療法は全くないわけではありませんので、良い医者に当たる事さえ出来れば症状の軽減や治療も難しくはありません。

 

精神科もしくは神経内科への受診が望ましい

 

この病気では長期の治療が必要になる事が多いので、患者も気長に病気と付き合っていかなければならないでしょう。むずむず脚症候群は脳内のドーパミンが機能低下したり量が少なくなってしまう事が原因で引き起こされる病気ですから、睡眠障害を扱っている精神科もしくは脳や神経を専門としている神経内科への受診が望ましいです。

 

近くに適切な病院が見つからない場合は大きい総合病院で診てもらうのも良いかもしれません。むずむず脚症候群を患った人が医者選びで起こしがちな失敗として、整形外科や皮膚科を受診する事です。この病気の場合は行く科が違いますので誤診の原因につながりますから気を付けましょう。

 

むずむず脚症候群の治療法

 

生活習慣の改善

 

むずむず脚症候群の治療法

むずむず脚症候群と診断されると、ビ・シフロールなどの錠剤や鉄剤などが処方される事があります。むずむず脚症候群でもまだ軽度のうちは生活習慣の改善で症状を軽減させる事が可能です。

 

ドーパミン不足にならないように鉄分不足に気を付け、鉄分を効率よく吸収するために食事の栄養バランスにも気をつけましょう。普段からカフェインやアルコール・喫煙の習慣がある人も要注意です。

 

カフェインは鉄分の吸収を阻害してしまいますし、アルコールや喫煙もむずむず脚症候群を悪化させてしまう事につながります。食生活をしっかり改善させていく事はむずむず脚症候群の改善にもつながっていきます。

 

マッサージ・ストレッチ・ウォーキング

 

夜寝る前に症状がひどくなる事も多いむずむず脚症候群ですが、寝る前にマッサージやストレッチを行うと症状を軽減する事が可能です。日中や寝る前にウォーキングなどを行うのもおすすめです。これらの運動などはほどほどに行わないと、逆に症状をひどくさせてしまう事もあるので注意が必要です。

 

日中や夜間に公共交通施設で移動をしなければならない場合、あまり足を絶えずそわそわと動かす事は出来ません。もしも症状が出てしまった場合は、ネットやパズル・趣味などで脳を覚醒させて気をそらす事で対処できる場合があります。